カタログギフトと香典返し

香典返しでカタログギフト？

香典返しにカタログギフトというのは、それほど珍しいことではなくなっています。

というのも、「カタログギフトの中から自分の判断で選べる」からです。
さらに、「選ぶ楽しさ」があるため、香典返しにカタログギフトというのは少しずつですが定番化しています。
それと、選ぶ楽しさが中々無くならないという良さも、香典返しのカタログギフトにはあります。
カタログギフトというのは、カタログギフトごとで内容が変わっておりますので、「一般受けする贈答品、年齢によっては評価される贈答品」などがまとめられています。
香典返しの場合、お茶もしくはコーヒー、タオル、食品などが定番としてカタログに記載されていることが多いでしょう。

つまり、カタログギフトによっては自分好みの贈答品を見つけるのは簡単なのです。
なので、カタログギフト選びをする際は、相手の好みを意識して、それに見合ったカタログギフトを選ぶと良いでしょう。

それと、カタログギフトであれば「商品券と比較して失礼に値しない」という考えも存在します。
商品券の場合、商品券の表面に「料金が正確に記載されている」ので、香典返しにお金を贈っているような感覚になります。

さらに、カタログギフトは「贈答品として失礼なもの」を先に厳選してくれるので、失礼なものを贈ってしまう危険性がかなり小さいです。
例えば、「手切れを表すとされるハンカチ」などは、香典返しのカタログギフトに掲載されていません。
そのため、贈答品を選ぶ人にとっても、安心して利用できるという長所が存在するのです。

なにより、香典返しのカタログギフトは「自分好みのものを選べる」のです。
なので、後になって贈答品に対して納得がいかない・・・といった、小さなトラブルを回避することもできます。

今では定番化している？

前述のとおりで、香典返しのカタログギフトは定番化しています。

具体的にどのような形で定番化しているのか？というと、それは「3人に1人が香典返し」としてカタログギフトを選んでいる状況なのです。
また、香典返しにカタログギフトを渡すのは良いこと？と考えてしまう人もいますが、受け取った相手ともめてしまうケースは少ないです。

そもそも、香典返しは「大きな見返り、感謝を期待して行うものではない」ので、相手から喜ばれる程度の対応で問題ありません。
香典返しが大きいということは、相手に対して無用な気遣いを押し付けているのと変わりません。
香典返しのカタログギフトも、「香典返しに相応しい金額でギフトが構成されている」のです。

そのため、香典返しのカタログギフトには、「1万円以下の商品がずらりと掲載されている」ことが多く、誤って高い品物を購入してしまう・・・といった、トラブルが発生しないように工夫されているという一面まで存在します。