ベッドの選び方

ベッドの選び方のポイント

現代人に最も足りていないのは睡眠と言われるほど、睡眠の質を高める必要性は年々高まっています。
なかなか寝付けないという悩みを持っている人にとっては、自分にあった寝具選びはとても大切なことでしょう。
もしよりよい睡眠をしたいと考えているのであれば、まずはベッドのカタログを取り寄せて、そこからどういったベッドが一番自分に合っているかということを考えてみるとよいでしょう。

ベッドを買い換えるなら、まずは「サイズ」「フレーム」「マット」の3つの項目からどれにするかということを選んでいきます。
サイズというのはシングル、セミダブル、ダブル、ワイドダブル、クイーン、キングといった種類で分類されている、ベッドそのものの大きさのことです。

一人暮らしなどシングル用として販売されているものは約100cm程度の幅ですが、キングサイズになると約200cmと2倍くらいの大きさになります。
部屋の大きさにより置けるベッドのサイズは限定されてくると思いますが、基本的に広いベッドほど寝心地がよいと感じられますので、できるだけ大きめのものを選ぶようにしましょう。

カタログを見て決める際のポイント・注意点

カタログを見る時の本番はむしろ「フレーム」と「マット」の方でしょう。

まずフレームですが、基本的なベッドフレームは全部で10種類があるとされています。
このうちベーシックなベッドフレームとされているのが「フロアベッド」「脚付きベッド」「欧風ベッド」というものです。

そこに収納を兼ねたベッドとして「引出し収納付きベッド」「跳ね上げ式ベッド」「ロフトベッド」といったものが加わります。
ベッドだけでなく他の目的にも使えるものとして「ソファベッド」「脚付きマットレスベッド」「折りたたみベッド」「電動ベッド」というものがあります。

安眠を目的とするなら、できるだけ他の用途と兼ねるベッドは使用しないほうが好ましく、ベッドはベッドとして使用した方がよいでしょう。

最後にマットレスですが、これはベッド選びで最も難しい場所です。
よくビジネスホテルなどで有名メーカーのベッドを使用していることを売りにしているのを見かけますが、実際どのメーカーのマットレスであるかにより、かなり寝心地は異なってきます。

有名メーカーのベッドになると、実際に人間が横になったときにどの部分がどれくらい沈み込むかということを綿密に計算してクッションを配置しています。

カタログだけではなかなか判別は難しいところですが、寝苦しさに悩みがあるようなら、まずはそれぞれのメーカーのマットレスの特長について、カタログから判断をしてみるとよいでしょう。
可能であれば、実際に横になれる家具店などを利用して試してみてください。

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