熱中症予防にも人気の空調服の選び方

空調服を着て猛暑の熱中症を防ぐ

日本の夏の暑さは殺人的とも言えるもので、実際に熱中症にかかって毎年たくさんの方がなくなってしまっています。

気温が相当上がる日には、外出せず室内でクーラーの効いたところにいるのがベストです。
しかし、そうは言っても、外で作業するのが仕事という人には、こうした対応策も取ることができません。

そこで、空調服と呼ばれる特殊な服を着て作業をすることで熱中症を防ぐのが、より安全な策となります。

空調服は一般に、服にファンが付いていて、服の内部に風を送り込むことができるタイプのものを指します。
服の中で空気が循環しますので、蒸れた状態を解消することができますし、汗の蒸発を促して温度を下げてくれるという効果があります。

空調服を選ぶ際のポイントとは？

空調服の特徴としては、服にファンが内蔵されているということと、上半身をしっかりとおおえるように長袖になっているものが多いということが挙げられます。

半袖タイプのものもありますが、しっかりと上半身全体に風を送り込むためには、一見すると暑そうに見える長袖の方が適しているのです。
さらに、長袖にすることによって強い日差しを防げるという効果もありますので、より涼しさを感じることができます。

ファンはバッテリーで動くものがほとんどです。
そのため、バッテリーも内蔵されていること、できるだけ稼働時間を伸ばせるように容量の大きなバッテリーがあることが望ましいです。
といっても、あまり重量のあるバッテリーだと服全体が重くなってしまい、疲れやすくなりますので、バランスを考えることも大事です。

ファンの数にも注目しましょう。
できればファンが二つ以上付いていて、体の両方向から風を送り込めるタイプものだと、より涼しさを感じやすくなります。

いろいろな空調服が出ていて選択肢が多い

猛暑の脅威がよく知られるようになってから、空調服のバリエーションはかなり増えてきています。
たくさんの商品が出ていますので、上記のポイントを押さえながら、より快適なものを選びましょう。

たとえば、「綿薄手タチエリブルゾン バッテリーセット 1400G22」は、薄手の綿生地を使っているため、軽さがあって作業しやすいのがメリットです。
「綿・ポリ混紡ツヅキ服 バッテリーセット」は、つなぎで空調服という、全身を涼しくできるシステムがついているのが特徴です。

さらに、「空調ヘルメット HM-AC01」といったアイテムもあります。
ヘルメットにファンを取り付けられるので、蒸しやすいヘルメット内を涼しくしてくれます。
熱中症は頭部の熱を下げることもとても大事ですので、こうしたアイテムも空調服と組み合わせて使うとより効果的です。