バイクの選び方

バイクの選び方のポイント

バイクを購入することを考えている時には、まず新車か中古車かということから検討していきます。
最近は中古のバイク買取業者も活発に活動をしていますので、それほど新車か中古車かということに大きな差がなくなってきました。

しかし、やはり自分が最初のオーナーとなるバイクを所有するということはとても嬉しいことなので、せっかく購入するならとことんこだわってみてもらいたいです。

バイクカタログにはそれぞれのモデルの外観や装備品だけでなく、基本的なスペックについても詳しく記載されています。
十分にバイクに慣れている人であればスペック表を見ただけで、ある程度それぞれのバイクの特長をうかがい知ることができますが、初めて新車を購入するというような人にとってはちょっとハードルが高いでしょう。

ですので、まずはスペック表にかかれている単語の意味をざっと理解できるようにしておき、他社製のバイクとどこが違うかということを分かるようになりましょう。

バイクのスペック表にある専門用語としては「トルク」「最高出力」「最高速」「排気量」といったものがあります。

「トルク」というのはエンジンが回転する力のことで、「最高出力」は実際に生み出すエネルギーのことを示します。
細かい説明をすると長くなりますが、このトルクと最高出力は2つでセットとなっている数値で、大きくなるほどパワーのあるバイクということになります。

「最高速」というのはこのトルクと最高出力から算出される数値で、文字通りスピードがどこまで出せるかということを示します。

「排気量」というのは、正確にはシリンダー内の容器の大きさを示しています。
バイクのエンジンは、シリンダー内のでピストンが動作することにより動力を生み出すのですが、このシリンダーが大きくなるほどパワーが出ます。

単純に考えて排ガス量ということになりますので、自分の持っている免許の種類で乗ることができるかの基準にしてください。

カタログを見て決める際のポイント・注意点

他にもバイクカタログに書かれている内容からそのバイクの使用をある程度知ることが可能です。

例えばバイクエンジンの冷却方式として、空冷・水冷・油冷という三種類があります。
現在日本メーカーのバイクのほとんどが水冷式となっていますが、ハーレー・ダビッドソンなどの海外製バイクの場合は空冷を採用していることもあります。

水冷式と空冷式はエンジンの見た目からして異なりますが、それがバイクに大切な外観と性能にも結びついてきます。

ただ「かっこいい」というだけでなく、そうしたカタログ内容を読んでいくことにより、そのモデルのよいところと悪いところとが見えてくるようになります。

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