おもちゃを作って楽しむ

自分でなにかを作るという喜びを教える

おもちゃというと、すでに形ができあがった製品を持たせるというイメージが強いですが、子ども自らが何かを作るのをメインとしたものもあります。

紙や粘土、木などを作って思い思いに自分で新しいものを作ることができますので、子どもの創造力をアップさせるのにとても役立ちますし、手先が器用になっていくというメリットもあります。

そして、何よりも何か形になっているものをもらうだけでなく、自分で何か新しいものを作ることの喜びを感じられるというのはとても大きなことです。
子どものやる気を育てるのにとてもいいですし、純粋に子どもが喜んでくれるのを見られるので親としても楽しいものです。

いろいろなメーカーから、もの作りを楽しめるおもちゃ、キットが出ていますのでチェックしてみましょう。

色を塗って気軽にできる工作キット

自分でおもちゃなどを作って楽しめるキットは、いろいろありますが、複雑なものだと対象年齢が上がってきますし、できる子どもと苦手な子どもに分かれてしまうことがあります。
そのため、ちょっと年齢が低めの場合は、色を塗るだけの簡単なものから始めてみるのが楽ですし、子どもも楽しんでくれます。

たとえば、アキザキの「お絵かきシリーズ作り」は、水族館や動物園、乗り物などのジャンルに分かれたアイテムがセットになっています。

子どもに好きなものを選んでもらって、それに色を塗っていくというのも楽しい使い方です。
油性ペンですでに形になっているアイテムに色を塗っていくだけですので、誰でも気軽にできますし、でき上がりも子どもによって違うので楽しめます。

また、「間伐材DEバッジ作り」は、エコ素材である間伐材に色を塗ってバッジを完成させるというものです。
クレヨンと油性ペンを使って木製の形に色を塗っていくのですが、かなり自由に色塗りができますので、子どもの個性が育っていくのがよく分かります。
できあがったものは、ずっと飾っておけるので、ほほえましい思い出を作るのにも役立ちます。

いろいろなアイテムを作っていく

ちょっと年齢が上がってきて、いろいろなものを作れるようになってきたら、もうちょっと難度の高いものに挑戦することもできます。

たとえば、「粘土消しゴム作り」なんていうのもいいかもしれません。
5色の粘土消しゴムがセットになっていて、上手に色の異なるものを組み合わせて、動物や乗り物、食べ物などを作っていくことができます。

また、「ジグソー作り」も楽しいでしょう。
すでにカットされているジグソーパズルに、絵を描いていき完成させます。
できあがったものは、バラバラにして普通にパズルとして遊べますので、自分で作って、さらにまたそれで遊ぶというダブルの楽しみがあります。

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