カタログは、パンフレットやリーフレットと何が違う?

パンフレットとの違い

カタログは、パンフレットと比較するとかなり違っているところが見つかります。

例えば、カタログは「目録を掲載している」という違いがあるので、厳密にはパンフレットと別物と思って問題ありません。
パンフレットの場合、「目録が存在しない」ため、少ないページ数で「情報を提供している」ものが該当します。
カタログの場合、先ほどの目録に対して「1ページ単位で案内を行っている」ため、目録の中身がどのようになっているのか良くわかります。

例えば、カタログ内で「人気のファッション」を取り扱っている場合は、ファッションセンスを磨くためのファッションアドバイスも行っています。
パンフレットの場合は、「人気のファッションを売っている施設」が案内されているだけです。
そのため、ファッションそのものに触れているのか?というと、まったく触れていないこともあります。

その他の違いでは、「使用されているカラー、もしくは加工技術」に大きな違いがあります。
カタログの場合、「毎回、多くのカラーを用いている、違う手順で編集されている」という大きな特徴があります。
それに対して、パンフレットは「毎回、決まったカラーを用いている、同じ手順で編集されている」という特徴があるのです。

そのため、カタログであればページ単位でデザインが異なりますが、パンフレットは、発行されるたびにデザインが変更となるケースはほとんどありません。
そのため、パンフレットは「表紙そのものがほとんど変わらない」というところを確認すると、カタログとは別物であることが良くわかるのです。

リーフレットとの違い

リーフレットは、カタログ、パンフレットと別物の雑誌です。

というのも、「一枚刷りの印刷物」がリーフレットだからです。
パンフレットとリーフレットは同じもの?と思ってしまいますが、パンフレットとリーフレットは別物だと思ったほうが良いです。
パンフレットは、リーフレットと違い「複数枚の紙を用いて作成されている」という、工程上の大きな違いがあるからです。
リーフレットは毎回、一枚刷りで印刷物が完成していきますので、複数枚の紙を用いるということがありません。

リーフレットは、「簡素な案内を行う」という目的で作成されているので、どのような用途で用いる媒体なのか・・・に注目すると、カタログ、パンフレット、リーフレットを区別することもできます。

カタログは「総合的な情報を取り扱っている」、パンフレットは「部分的な情報を取り扱っている」、リーフレットは「全体の案内のみ行っている」と理解すると、これらの媒体に違いがあることを良く理解できるのです。
カタログのみ、多くの目録を有しているだけでなく、目録全体に対して詳細の案内を行っている・・・という特徴も理解しておくと、さらに良く理解できるようになるでしょう。

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